ちくしょう、とのどがなった。
そんな乱暴な言葉が吐けるのか、と頭の何処か冷静な場所が驚いていたけれど、構うものかと右手が壁を殴る。がん、と大した音もしない。間髪いれずにもう一発。空虚な音で増えるのは、慢性的な痛みだけ。頭をがんとぶつけたら、そのまま少しも動けなくなってしまった。
何をしているんだ。どうして動けないんだ。なんでこんなことになるんだ。
みえないちからがぞっとするほどじぶんをおさえつける。
ちくしょう、とのどが、なる。
***
戦争不参加、本当に本当に悔しいです。
あーティノル本当にごめんな、ってなってる。
正直今回の戦争参加出来ないの、彼には生きているより地獄でしょう。
こういう時、現実なんぞと思う人間的に駄目な背後です。
けれどこの二カ月、がむしゃらに仲間と共に作り上げているものの発表会、投げだすことは勝手すぎるし、そんなことをしたら私は私を一生許せないでしょう。
…ティノルがあまりにも不憫なので、朝の電車の中とお昼休憩中だけでも上手く参加出来ないかなーくらいは目論見中ですが、やっぱり難しいかもしれないですね。
なので、参加される皆さんはどうか気をつけて。
帰ってきてください、というのも勝手な願いですが…帰ってこなかったら、泣きます。本当に。
そしてうちの子の分まで、どうか悲しい終焉を打ち砕いてきてくださいね。
PR
COMMENT